ブライダルビデオカメラマンから見た結婚写真カメラマン

ブライダルカメラマンと言っても一般には二種類のカメラマンがいます。

それはビデオカメラマンと結婚写真を撮るスナップカメラマンです。

お互いは自身の分野に精通していてまさにプロであるのですが、一方の相手のことは

よく分かっていないのが現状です。

両方のカメラを使いこなす万能型カメラマンともいうべき人もたまに見受けますが、

二足のわたじを履くのは多くは中途半端な結果になるようです。

私宮本自身はビデオカメラマンです。両社の行動で似てくるのは

ショットを撮る立ち位置でしょうか？

どちらもより良いポジションで撮ろうとするので重なるのは仕方がないのでしょう。

むしろそうなってこそお互いプロであるといえます。

この時大事なのは譲り合いの精神かな。

和のなかで仕事をするときの基本みたいな心がけともいえます。

結婚式の仕事はその目的とするところは良い作品を残すということですが、

それが、自分だけのためであってはならないのです。

主人公はお二人でなのでお二人のための最高の記録を残すこと。

自分のがよくても他のカメラマンのじゃまをしてはもう一方の記録はよくならない。

お互い譲り合いながらお互い良いものを残し、お二人にご奉仕する気持ちを持つべきです。