撮影技術も大事だが時には言葉も必要だ

ブライダルの映像である結婚写真やブライダルビデオに携わる者たちに求められるものはもちろん技術だろう。

だが時には言葉も大切な要素であるというお話をしたい。

例えば結婚式の受付でよく見かけるウェルカムボードがあってそれを新婦の

従妹とか妹とか親友とかとにかくすごく親しい間柄の人が作ってくれた時、

司会者がそのことを披露宴の最中に紹介することが時々ある。

それをただそうなんだと思ってさっきウエルカムボードを写真に残しておいたから

よかったと安心した時、もう新たな写真は生まれてこない。

だが、お色直しがあって二人が退場した時、ボードを作った人にカメラマンが声掛けを

したらどうだろう・・「折角お二人に作ったボードの前で一緒に記念写真を撮りましょう」

とか「是非記念写真を撮らせてください」とかの言葉を投げかけたら断られることは

まずないと思う。

そしてその時何も言わないでは生まれなかった一枚の思い出の写真が出来上がる。

カメラマンの言葉も一つの撮影技術かもしれない。

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