一生に一度の結婚式だが思い入れはほどほどに

結婚に際して、準備を万端に進めたいものだと多くの二人は思っている。

それで間違ってはいない。・・・がなんでもパーフェクトにできるとは限らない。

前もって準備することは良いがこだわりすぎると結果あまり良い出来にならない。

という話をしてみよう。

カメラマンはよくお二人から余興などの内容を子細に聞かせれることがある、また

進行などの注意点を念入りにさとされ決して撮り漏れをしてくれるなというような

ことを聞かされるのである。

だが、そのことを強調されすぎたカメラマンは頭がいっぱいになり、ゆとりを失って

行動がぎくしゃくしてしまうのだ。

結果、撮り漏れすることはないのだが、初めから注意を言われないときのほうが

もっと自由でゆとりのある良い結婚写真やブライダルビデオを撮れるのである。

もちろん事前に進行を把握しておくことに越したことはない、なので説明を受けること

事態は良いのだが、お二人はカメラマンをもっと信頼して仕事を任せよう。

私たちはプロなのだから、一人前の仕事はするのである。

また、自前の映像についてもそんなことが言える。

思い入れがきついと自分たちばかり納得し満足したものをどうだと言わんばかりに

見せられるがはっきり言ってつまらないものが多い。

友人の作ったＤＶＤもそうである、なまじ編集をかじったことがあるとかそんな友人の

作ったものはやたらと長く関係者は面白いと思うがそうでない人はそんなに面白く

感じないだろうって作品を作ってくるのだ。

その映像を見せられる他の人たちのことをもっと考えてよ。

折角のセレモニーに折角の手作り映像をもっと簡潔にわかりやすく作ってみようよ。

そしたら短くなっちゃったという人のために一言。

「短いほうが好かれることが多い」よ。

 

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