エンドロールの値段の差

価格の高いエンドロールと安価なエンドロールについて少し話をしていきます。

どうして高くなるのかそれはまずは機材にあります。

最近は一眼レフ撮りというのはすでに当たり前になってきていますが、これにたくさんの替えのレンズを用意し、場面に応じて撮りわけるということがあります。レンズなどの設備投資費にコストがかかってくるということ。それから次は編集者と撮影者の二人のクリエーターで作業をするということ。当然のことながら人件費が倍になりますね。

半面安価な方は一人で撮ってさらに編集もするというワンオペレーションという方法でこちらは人件費は当然一人分減りますね。撮影しながら編集というのは口で言うのはやさしいですが、とても大変な作業なのです。これができる人はそう多くはないです。ふたりで挑むときは撮影者は編集しないので余裕があり、たくさんの良いシーンを残すことができるでしょう。ただし、進行を阻害して自分たちだけが良いシーンを撮ろうとする姿勢が散見されることはあります。他のカメラマンのことはお構いなしという感じかな。お客さんから高い料金を徴収しているのでそうせざるを得ないのでしょう。なのでその分他の映像カメラマンに負担が生じます。スナップ写真、記録ビデオなどのカメラマンも良いシーンを撮りたいのは同じなのに時間を横取りされる感じはあります。他方ワンオペのほうは経験が豊富だし頭のなかで編集を想像しながら時間の制約のなかで良いカットを残せますが、正直に告白すると時間との闘いというのがあります。ワンオペは大変なのです。ですが、ＤＶＤに仕上げた時の達成感もまた二人分あり、とても充実した時間を過ごすことができるのです。高いエンドロールは最低でも１５万円から安価なビデオクリアのエンドロールは５万５千円プラス消費税。実に三分の一で済むのです。